2005年10月12日(水) 14時03分

闇サイト殺害依頼、不倫相手の男を傷害容疑で逮捕（読売新聞）

　東京消防庁渋谷消防署の女性救急隊員（３２）がインターネットのサイトを通じ、不倫相手の妻の殺害を依頼した事件で、警視庁捜査１課は１２日、この女性隊員に暴力を振るったとして、不倫相手だった同署救急隊員、町田貞稔容疑者（３２）を傷害容疑で逮捕したと発表した。

　調べによると、町田容疑者は女性隊員（暴力行為等処罰法違反容疑で逮捕後、処分保留で釈放）のバッグに入っていたメモを見て、自分の妻（３２）の殺害計画を知り、先月２日、一緒に宿泊していた静岡県の温泉旅館で、女性隊員に殴るけるの暴行を加え、肋骨（ろっこつ）骨折など約１か月のけがを負わせた疑い。

　町田容疑者は２００２年４月、女性隊員と交際するようになったが、昨年に入ってから、女性隊員に対し、「デート１時間につき２０００円」などと現金を要求するようになった。１回会う度に数十万—１００万円を支払わせていたこともあり、これまでに総額約５００万円を受け取っていたという。

　先月２日に暴行を加えた際にも、「朝までいてやるから５００万円用意しろ。金がないなら親族から借りろ」などと金を要求していたという。

　調べに対し、町田容疑者は容疑を認めている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051012-00000204-yom-soci