2005年10月08日(土) 20時45分
国勢調査票燃やす 「出てこない」と調査員(共同通信)
茨城県は8日、同県坂東市の60−70世帯を担当した国勢調査員の男性(66)が調査票を自宅で燃やした疑いがあると発表した。坂東市は調査員が担当した全世帯を再調査する。
県によると、この調査員から6日午前9時ごろ、坂東市の担当課に「アパートに何度行っても(相手が)出てこない。(調査票を)燃やしてやる」などと電話があった。
調査員は同11時半ごろ、市に再度電話し「来ないから(調査票を)燃やしたぞ」と話した。直後に市職員が調査員宅を訪れ、玄関先に灰があるのを確認したが、燃えたのが調査票かどうかは分からなかった。
調査員の妻は「(本人は)興奮している」と話しており、市は調査員から事情聴取できていない。妻からは7日、市に「調査票は焼却した。申し訳ない」との電話があったという。
(共同通信) - 10月8日20時45分更新
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