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研修会に出席した松本氏は、一時間にわたり、ほかの新人議員とともに研修を受けた。終了後、取材に応じた松本氏は「(坂容疑者)本人と話ができていないので、内容が分からない。皆さん、知りたいことがいっぱいあると思うが、私自身も分からない部分では、お答えのしようがない」と、淡々と説明した。連座制の対象となる出納責任者が逮捕されたが、進退については「まだ全然。きちんと判断をしなければならないときがきたら判断する」と答えるにとどまった。現状では「議員活動はそのままきちんと続けさせてもらう」と述べた。
事件後、公に姿を見せなかった理由については「議員活動をしていた」とし、「(坂容疑者らの)起訴の段階になるか、(罪が)確定した段階になるか分からないが、そのときにはきちんとお話しする」と、会見を開く用意があることを明らかにした。
同党県連会長の浜田靖一衆院議員は「起訴もされていない段階で、本人も話しようがないんじゃないか」と、松本氏を気遣っていた。
松本氏は九月二十九日に二人が逮捕された後、記者会見や釈明コメントなどは一切しないまま。松本氏と連絡が取れなくなった後援者や地元市議からは「潔くない」「どうなっているのか」などの不満の声も上がった。
ある選対幹部は二人が逮捕される前に、松本氏に事実関係をただしたという。しかし、松本氏は何も答えず、その後は連絡がないという。
ある流山市議によると、松本氏は二人が逮捕される前日、選挙報告のために同市議会を訪れることになっていたという。しかし、連絡もないまま姿は見せなかった。市議は「あれだけたくさんの人が応援してくれたのに、本人は雲隠れで説明もないなんて」と、憤慨した様子を見せた。
また、別の地元支援者は、二〇〇三年の県議選で初当選し、大学生アルバイトに違法な報酬を払ったとして、選対幹部らが逮捕され、連座制の適用で失職した元県議になぞらえ、「同じことをやっている。何を考えているのか」と、あきれた口調で話した。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20051007/lcl_____cba_____000.shtml