2005年10月07日(金) 22時01分
選挙人名簿の閲覧制度は存続=コピーは禁止へ−総務省検討会(時事通信)
住民基本台帳と選挙人名簿の閲覧制度見直しを議論している総務省の検討会(座長・堀部政男中央大教授)は7日、住基台帳と同様に世論調査などに使われる選挙人名簿抄本について、現行の閲覧制度を存続させることで一致した。選挙人名簿は、選挙人登録の有無の確認や政治活動にも使われ、民主政治を発展させる基盤として閲覧制度は不可欠と判断した。一部自治体が認めている抄本のコピーは、個人情報保護の観点から認めない方針も確認した。
これにより、同検討会が20日にまとめる報告書の大枠が固まった。同省は来年の通常国会に住基台帳法と公職選挙法の改正案を提出する。
(時事通信) - 10月7日22時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051007-00000169-jij-pol