2005年10月07日(金) 00時00分

ＦＡＸを誤送信　個人情報が漏えい 千葉職安所　　３０代女性らに謝罪 （東京新聞）

　千葉労働局は六日、千葉公共職業安定所の職員が、愛知県の岡崎公共職業安定所に同県内の三十代女性の氏名、雇用保険被保険者番号が記された文書を送る際、誤って個人宅にファクス送信し、個人情報が漏えいしたと発表した。

　同労働局によると、九月二十九日、千葉所の職員が、女性の雇用保険被保険者資格の喪失処理を要請する文書を岡崎所にファクス送信したが、岡崎所はすでに二〇〇二年二月に移転。ファクス番号も変更しており、文書は現在その番号を使用する岡崎市内の男性方に届いた。男性は岡崎所に通報。岡崎所からの連絡を受けた千葉所は、女性と女性が勤務する会社、男性に謝罪した。

　全国の職業安定所の連絡先の一覧表は毎年更新されているが、職員は古い一覧表を見てファクスしたという。同労働局は「個人情報の漏えい事案が相次いで発生したことを重く受け止め、再発防止に万全を期す」としている。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20051007/lcl_____cba_____001.shtml