2005年10月05日(水) 13時36分
「サムニン」リフォーム詐欺、親会社元役員も逮捕(読売新聞)
東京の住宅リフォーム会社グループ「サムニングループ」によるリフォーム詐欺事件で、警視庁生活経済課は5日、グループの親会社だった「エム・エイチ・エス」の元役員、白倉敬之(26)(東京都荒川区東日暮里)と、同、菅谷光利(33)(墨田区押上)の両容疑者を詐欺の疑いで逮捕した。同課はエム社による詐欺事件の全容解明を進めている。
調べによると、白倉容疑者は2002年1月、横浜市の会社員男性(46)に「地震が来たら家が崩れてしまう」などとうそをいい、必要のない屋根裏の補強工事を行って現金117万円をだまし取った疑い。また、菅谷容疑者は01年7月、千葉県我孫子市の大学講師の男性(64)から、不必要な床下改修工事で現金224万円を詐取した疑い。
サムニングループを巡っては、不必要なリフォーム工事で34都府県の高齢者ら計約5400人から、総額約115億円をだまし取っていたとして、幹部ら5人が詐欺などの罪で起訴されている。同課は今年8月、エム社も関与していたとみて貸倉庫を捜索したところ、白倉容疑者らが関与した契約書類などが見つかった。
白倉容疑者らは「覚えていない」などと容疑を否認しているという。
(読売新聞) - 10月5日13時36分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051005-00000504-yom-soci