2005年10月05日(水) 18時14分
執筆者と監修者も立件へ アガリクス違法広告事件(共同通信)
書籍によるアガリクス健康食品の違法広告事件で、警視庁生活環境課は5日、薬事法違反(承認前の医薬品の広告)の疑いで、問題の書籍を執筆したフリーライター(44)と監修にあたった東海大名誉教授(75)の男2人を近く書類送検することを決めた。
これまでの調べでは、史輝出版(東京都港区)の役員木村真木容疑者(49)=同容疑で逮捕=らは2001年から昨年にかけ「即効性アガリクスでガン消滅!」「徹底検証!末期ガンに一番効くアガリクスは何か」と題した書籍2冊を発行。
フリーライターら2人も出版に協力し、健康食品販売会社「ミサワ化学」(新宿区)が販売するアガリクス商品を宣伝した疑いが持たれている。
2冊には計69人の体験談が収録されていたが、フリーライターは「図書館などで調べたがんの症例を参考にでっち上げた。報酬として1冊60万−70万円を受け取った」と話したという。
(共同通信) - 10月5日18時14分更新
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