2005年10月04日(火) 20時00分
オウム杉浦被告、罪状否認=技術者派遣で4億5000万円−職安法違反・東京地裁(時事通信)
オウム真理教(現アーレフ)による技術者違法派遣事件で、職業安定法違反罪に問われた教団最高幹部杉浦茂被告(47)ら4人の初公判が4日、東京地裁(渡辺康裁判長)で開かれ、同被告は「違法性の認識はなかった」と述べ、起訴事実を否認した。
教団幹部上田竜也被告(41)も否認。教団関連ソフト開発会社の元社長坂口剛被告(49)ら2人は認めた。
検察側は冒頭陳述で、杉浦被告らが2001年11月から今年1月の間、派遣事業で約4億5700万円の収益を上げたが、この中から地下鉄サリン事件などの被害者補償に支出したのは約1560万円にすぎず、出家信者の家賃などに約3億5000万円を充てたと指摘した。
(時事通信) - 10月4日20時0分更新
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