2005年10月04日(火) 19時31分
ウイルス被害は種類の分散化により増加傾向に〜トレンドマイクロ調査(impress Watch)
トレンドマイクロは4日、2005年9月度の「ウイルス感染被害レポート」を発表した。
報告件数は3,678件で、8月の2,495件から大幅に増加した。報告件数が最も多かったウイルスは「TROJ_ROOTKIT」の98件。以下、「WORM_RBOT」が96件、「TROJ_DLOADER」が77件、「WORM_SDBOT」が62件、「TROJ_AGENT」が60件と続く。
トレンドマイクロでは、報告件数の総数は大幅に増加している一方で、上位10位以内のウイルス報告数には大きな変化がないことから、ウイルス1種類あたりの被害件数は少ないものの、ウイルスの種類が増加する分散化傾向にあると分析している。また、通例として夏休み明けとなる時期にウイルスの流行や新種のウイルスが発見されることが多く、その影響もあるのではないかとしている。
関連情報
■URL
2005年9月度のウイルス感染被害レポート
http://www.trendmicro.com/jp/security/report/report/archive/2005/mvr051004.htm
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・ ウイルスの種類は分散、出現までの日数はさらに短く〜トレンドマイクロ調査(2005/09/06)
( 三柳英樹 )
2005/10/04 13:10
(impress Watch) - 10月4日19時31分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051004-00000017-imp-sci