2005年10月03日(月) 23時31分
平成電電、民事再生法を申請〜負債1,200億円、サービスは継続(impress Watch)
平成電電は3日、東京地裁に民事再生法の適用を申請したことを明らかにした。負債総額は9月末で約1,200億円。直収電話サービス事業「CHOKKA」やADSLサービス「電光石火」など、従来のサービスは今後も継続するという。
平成電電は2001年12月よりマイラインを中心とする中継電話サービス事業を開始。しかし、同事業の売上原価に当たる他事業者への回線相互接続料を総務省が値上げする方針を示したことから、同事業よりも利益率が高く、回線相互接続料の支払いがより低額な直収電話サービスCHOKKAを2003年7月に開始した。2005年9月末時点におけるCHOKKAの契約数は約15万に上る。
同社では、CHOKKA事業を行なうために多額の設備投資を進めていたが、他事業者の参入や値下げにより競争環境が激化。NTTからの回線切り替え手続きが極めて煩雑であったことなども要因となり、計画していた契約数の増加を実現できず、収益が低迷したとしている。
■ URL
ニュースリリース
http://www.hdd.co.jp/news/news20051003.html
“普通の電話”会社、平成電電が10月よりサービス開始[INTERNET Watch]
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2001/0905/heisei.htm
(増田 覚)
2005/10/03 14:49
(impress Watch) - 10月3日23時31分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051003-00000018-imp-sci