2005年10月01日(土) 22時34分
「前原ブログ」開設検討…民主、メディア戦略を強化(読売新聞)
民主党は党機構改革の一環として、メディア戦略の強化に乗り出す。
同党は衆院選で64議席を失った敗因を「自民党が改革政党で、民主党は抵抗勢力だというレッテルを張られた」(前原代表)と分析。特に若者や主婦らを含む「インターネット世代」に対するPRで、自民党に水をあけられたことが大きな要因と見ている。
このため、前原代表は鳩山幹事長に対し、マスコミ対策や党のホームページ(HP)作りなどを担当する広報宣伝部門を一元化するよう指示した。
党内に「メディア戦略室」(仮称)を新設し、HPや機関誌の刷新や、前原氏による日記形式の簡易HP「ブログ」を始めることなどを検討している。
すでに郵政民営化関連法案の対案作成をめぐる党内の論議を報道陣に全面公開したり、前原氏が1日に受ける報道インタビューの回数を増やしたりするなど、露出度アップに懸命だ。
ただ、党内からは「中身が伴わないと、すぐに飽きられてしまう」と冷ややかな声も出ている。
(読売新聞) - 10月1日22時34分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051001-00000413-yom-pol