2005年09月30日(金) 22時48分
「のまネコ」商標登録出願取りやめ…「モナー」に酷似(読売新聞)
エイベックスは30日、同社が発売中の楽曲「恋のマイアヒ」の宣伝などに使われている猫のキャラクター「のまネコ」について、図形商標の登録出願中止を、著作権を持つ会社に申し入れたと発表した。
「恋のマイアヒ」は、モルドバ共和国出身の3人組「O—ZONE」のヒット曲。歌詞が「飲ま飲まイェイ」など日本語に聞こえることから評判となり、収録アルバムは70万枚以上を売り上げ、「のまネコ」のグッズの販売も始めた。
ところが、「のまネコ」がネット上の掲示板「2ちゃんねる」などで使われているキャラクター「モナー」に酷似しているとして、ネット利用者が反発。「モナーが自由に使えなくなる」と、抗議の動きが起こっていた。
エイベックスでは、「両キャラクターは全く別物だと考えているが、今回の混乱を招いた以上、出願を取り下げて皆さんに安心して頂こうと決めた」としている。また、30日に同社社員への殺人予告が「2ちゃんねる」に掲載されたとして、警察に被害届を出すことも明らかにした。
(読売新聞) - 9月30日22時48分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050930-00000512-yom-ent