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アスベストが含まれていたのは、定時制高校七十九校のうち十七校の回転釜二十五台(うち九台は未使用)と、盲・ろう・養護学校五十四校のうち四校の五台。いずれも埼玉県のメーカーの同じ製品で、アスベストは内釜と外釜の間の断熱材として使用されていた。
都教委は「調理中は蒸気が出ているためアスベストは飛散しにくく、食べ物に混入する可能性は極めて低い。調理員の健康被害の恐れも低い」としているが、念のため空気中のアスベストの飛散量を調査する。都教委によると、七月にメーカーに問い合わせた際はアスベストを含んでいないとの回答だったが、今月二十日夜にメーカー側から「再調査の結果、使用が判明した」と報告があったという。このメーカーは一九七五(昭和五十)年から八六年まで断熱材にアスベストを使用しており、都は二十二日に市区町村に今回の事例を通知し小中学校での使用がないか注意を呼びかけた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050922/eve_____sya_____003.shtml