2005年09月21日(水) 17時16分
ネット詐欺に懲役４年６月 オークションで架空商品（共同通信）
会社員らのグループがインターネットのオークションに架空商品を出品した詐欺事件で、不正アクセス禁止法違反や詐欺などの罪に問われた主犯格の会社員竹野修司被告（２９）＝大分市＝に対し、大分地裁（家原尚秀裁判官）は２１日、懲役４年６月（求刑懲役６年）を、共犯の無職平山啓吾被告（２２）＝同＝には懲役３年、執行猶予５年（求刑懲役３年）の判決をそれぞれ言い渡した。
判決によると、竹野被告は平山被告ら仲間８人と共謀。２００４年２月から１２月にかけ、ヤフーが運営するオークションサイトに架空商品を出品、落札者に代金を振り込ませ、商品は送らない手口で全国の６０人から計約３２０万円をだまし取った。
大分県警の調べでは、起訴されなかった分も含めると、被害は３３都道府県で１００件確認され、被害総額は約９６０万円。
（共同通信） - 9月21日17時16分更新
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