2005年09月21日(水) 19時18分
期限切れ接種982人に ポリオワクチンなど半年で(共同通信)
有効期限が切れたワクチンを誤って接種されたケースが、1−6月下旬の約半年間で982人(80件)にあったことが、厚生労働省の全国調査で21日分かった。
47都道府県のうち、20自治体にある46の病院や保健所などで起きていた。健康被害の報告はないという。
982人のうち908人はポリオワクチンで、ほかは麻疹(ましん)、風疹(ふうしん)、BCGなど。期限切れ間近のワクチンが病院や保健所に供給されたのが一因で、医師が確認を怠ったケースもあった。ポリオでの発生が多いのは集団接種のため、としている。
(共同通信) - 9月21日19時18分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050921-00000179-kyodo-soci