2005年09月17日(土) 00時00分

悪質商法実例に学ぶ 彦根市で消費者問題出前講座 （東京新聞）

　悪質商法への知識や対処法を学んでもらう彦根市の消費者問題出前講座が十六日、同市馬場一の市北老人福祉センター「ハピネスひこね」で開かれた。

　市生活環境課が依頼を受けた施設などで開いている。同センターの利用者のお年寄り十二人が参加し、市消費生活相談員の小林とも子さん（５６）が講師を務めた。

　講座では、小林さんが業者の訪問販売による被害の実例や他県でリフォーム詐欺に遭い、億単位の被害を受けたお年寄りの話などを紹介。ここ数年多く見られるといい、健康増進などの講義を受けた後にマットレスなどを売りつける講習会商法の手口も説明して注意を呼び掛けた。参加者は配られた啓発チラシを読んだり、メモを取り熱心に注意点に耳を傾けていた。　（島　将之）

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sga/20050917/lcl_____sga_____001.shtml