2005年09月16日(金) 13時01分
悪質リフォーム対策を強化=全市町村に相談窓口など−政府(時事通信)
政府は16日、高齢者を中心に被害が拡大している悪質住宅リフォーム問題をめぐり、関係9閣僚による消費者政策会議関係委員会議を開いた。会議では、従来の対策に加え、全市町村にリフォーム相談窓口を設置することなどの強化策を決定した。
会議の冒頭、細田博之官房長官は悪質な住宅リフォームについて「消費者が安心して暮らせる社会を構築していく上で極めて重要な問題だ」と指摘。政府の取り組み強化を強調した。
強化策は、相談窓口設置のほか(1)関係業界と消費者団体が共同で各都道府県に「住宅リフォーム推進協議会」を設置(2)業界団体が作った倫理憲章を守る業者であることを示す登録の推進(3)契約者自らが、工事の内容が適切かどうかを判断できる「住宅性能評価手法」の開発−などが内容。
(時事通信) - 9月16日13時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050916-00000070-jij-bus_all