2005年09月16日(金) 20時01分
ダスキンの解約無効=肉まん事件、1億7千万支払命令−指摘の会社勝訴・大阪地裁(時事通信)
ダスキン(本社大阪府吹田市)が無認可添加物入り肉まんを販売した事件で、混入を指摘した後に同社と業務委託契約を結び、1年後に解約された同府門真市の貿易会社が「解約は無効」として、4億2600万円の支払いを求めた訴訟の判決が16日、大阪地裁であった。横山光雄裁判長は解約無効を認め、受け取りを拒否された肉まん代金など1億7600万円の支払いを命じた。
ダスキン側は「契約は口封じが目的だった」と主張したが、横山裁判長は「混入事実を漏らさないことと引き換えに契約を結んだとまでは認められない」と指摘。「解約に正当な理由は認められない」とした。
(時事通信) - 9月16日20時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050916-00000157-jij-soci