2005年09月16日(金) 21時15分
<納税者情報盗難>47万人分保存のPC2台 東京国税局(毎日新聞)
東京国税局は16日、局内で保管していたノート型パソコン2台が盗まれた可能性が高いと発表した。1台には納税者約47万人分の個人情報が保存されていたおそれもあるが、データ流出は確認できていないという。同国税局は15日に、窃盗容疑で警視庁丸の内署に被害届を提出した。
同国税局によると、パソコンは徴収部と課税2部からそれぞれ1台ずつ紛失。課税2部のパソコンにはデータは入っていなかったが、徴収部のパソコンには、収入1000万円以上の個人事業者の氏名、住所、電話番号、生年月日などの個人情報が入っていた可能性があるという。作業終了後に消去する取り決めだったが、消去されたかは確認されていない。
パソコンはパスワードを入力しないと起動しないうえ、データは暗号化されているため、同国税局はデータ流出の可能性は低いとみている。
同国税局は「国民の皆様方の信頼を損なうもので誠に申し訳なく、深くおわびします」とコメントを出した。問い合わせは、同国税局徴収部管理課(03—3216—6855)まで。
(毎日新聞) - 9月16日21時15分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050916-00000120-mai-soci