2005年09月14日(水) 00時00分
介護保険料で詐欺未遂/熱海(朝日新聞・)
「徴収員」装い請求 熱海市網代で介護保険料の徴収員を装った男が一人暮らしの女性(77)から介護保険料を請求する事例があった。市はこうした請求をしていないため、詐欺未遂事件とみて熱海署に通報する一方、不審な請求があった場合は用心するよう呼びかけている。
市介護保険課によると、12日午後4時ごろ、黒のスーツ姿で30歳ぐらいの男が訪問。表札にもない女性の住所と名前を確認するように2回告げ、「介護保険料をいただきに来ました。今月分1万数千円です」と請求した。
介護保険料の支払いは2カ月に1回で、この女性の場合は約4200円。口座で引き落とし、徴収員に支払ったことは一度もない。不審に思って「どちらからですか」と尋ねたところ、「むこうへ戻ってからもう一度お話しします」と言ってすぐに帰ったという。
市には介護保険料の専門徴収員が1人いるが、50歳代。徴収は主に滞納などの場合に限られ、写真付きの介護保険徴収員証を示す。問い合わせは市介護保険課賦課徴収係(0557・86・6285)へ。
(9/14)
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news02.asp?kiji=12547
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