2005年09月14日(水) 17時25分
架空請求詐欺：リーダーを容疑で再逮捕−−徳島東署 ／徳島（毎日新聞）
東京を拠点とした架空請求詐欺事件を捜査している徳島東署は１３日、詐欺グループのリーダー格とみられる住所不定、無職、清水大志被告（２６）＝殺人罪などで千葉地裁に起訴＝を組織犯罪処罰法違反（組織的詐欺）の疑いで再逮捕した。
調べでは、清水容疑者は他の詐欺グループメンバーらと共謀。昨年１０月、「電子消費料金が未納です」などと書かれたはがきを不特定多数に郵送し、電話してきた福岡県内の女性（３３）から約４３万４０００円をだまし取った疑い。清水容疑者は「（逮捕容疑となっている）１０月ごろは既にグループは解散しており、自分は関係がない」などと否認しているという。
清水被告は今年６月８日に県警が福岡市内で詐欺容疑で逮捕したが、その後、別の詐欺グループのメンバー４人に対する殺人と傷害致死、死体遺棄容疑などで千葉県警が逮捕し、同県警に身柄を移して捜査。今月２日に千葉地検が千葉地裁に起訴した。【小野沢健一】
９月１４日朝刊
（毎日新聞） - 9月14日17時25分更新
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