2005年09月14日(水) 02時35分
用水路に1800万円捨てられたお騒がせ元リフォーム従業員 懲役10月の実刑(産経新聞)
埼玉県蓮田市の用水路で今年一月下旬、現金約千八百万円が捨てられていた事件に絡み、違法なリフォーム営業をしたとして、特定商取引法違反(不実告知)の罪に問われた岐阜市北鶉、住宅リフォーム会社「アクアジャパングループ」元従業員、中江匡志被告(26)に対する判決公判が十三日、さいたま地裁で開かれた。山田和則裁判官は「自己中心的で私利的な犯行動機に酌量の余地はない」などとして懲役十月(求刑同一年)の実刑判決を言い渡した。判決などによると、中江被告は昨年十二月、さいたま市岩槻区に住む無職の男性(66)宅を訪問。「床下の木材に黒かびが生えています。放っておくと柱が腐ってしまう」などとうそをつき、調湿材を敷く契約を約三十八万円で結ばせた。
中江被告は一月、現金約六千万円を元交際相手の女(25)=窃盗罪などで懲役三年確定=らに自宅から盗まれた。女はうち千八百万円を蓮田市の用水路に捨て、見つかって騒ぎになった。
その後、発見された現金は拾得物として中江被告に返還された。中江被告は千八百万円について被害者の被害弁償に充てるとしている。
(産経新聞) - 9月14日2時35分更新
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