2005年09月14日(水) 17時28分
半数は親族が「加害者」 認知症高齢者の財産被害(共同通信)
認知症(痴呆症)の高齢者が受けた預金引き出しなどの財産被害の半分は、子どもなど親族によるものだった−。各地の福祉活動を支援している全国社会福祉協議会(全社協)のアンケートで、こんな実態が浮かび上がった。
アンケートでは、無断での預貯金引き出しや不動産処分など、財産被害が確認された約700例の「加害者」を調べたところ、子どもが34・5%と最多。きょうだい(4・4%)やその他の親族(7・8%)などと合わせると、親族が49・9%に上った。友人や近隣住民も15・0%あり、訪問販売など悪質商法による被害は23・2%だった。
(共同通信) - 9月14日17時28分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050914-00000136-kyodo-soci