2005年09月13日(火) 12時05分
わいせつ撮影の医師に実刑 都立墨東病院の元部長(共同通信)
診察を装い女性患者の全裸写真を撮影したとして、準強制わいせつ罪に問われた東京都立墨東病院(墨田区)の元胸部心臓血管外科部長の医師田辺貞雄被告(52)=懲戒免職=の判決公判で、東京地裁は13日、懲役3年10月(求刑懲役6年)を言い渡した。田辺被告側は控訴した。
判決理由で渡辺康裁判官は「患者の医師に対する信頼につけ込んだ犯行で卑劣、悪質だ。一部被害者と示談が成立しているなど酌むべき事情を最大限考慮しても執行猶予を付すべき事案とはいえない」と述べた。
田辺被告は初公判で起訴事実を認め、弁護側は執行猶予付きの寛大な刑を求めていた。
(共同通信) - 9月13日12時5分更新
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