2005年09月12日(月) 10時27分
Microsoft、9月の月例更新内容を急きょ変更(japan.internet.com)
Microsoft (
NASDAQ:MSFT ) は8日、9月の月例更新について先行情報を発表した。しかし9日午後になって、予定していた個別セキュリティ情報については、月例更新予定日の13日には公開しないと発表した。
8日発表時点では、9月の月例更新で個別セキュリティ情報を1件公開するとしていたが、現在は公開する個別セキュリティ情報は無いとなっている。
変更後の月例更新に関する先行情報には、「テスト作業の終わりに、更なるテストと開発作業が必要な、品質上の問題が見つかった。問題を修正するアップデートについて、当社は高品質のものだけをリリースすることに尽力している。そのため、品質上問題のあるアップデートについては、更なるテストが済むまでリリースしないことが、当社の顧客の最大利益に適うと考えた」と記してある。
当初の先行情報発表では、9月の月例更新で公開する個別セキュリティ情報について、『Windows』プラットフォームに関するもので、深刻度は4段階中最大の「緊急」となっていた。
なお個別セキュリティ情報以外は、予定通りに公開する。
9月の月例更新では、『Windows Malicious Software Removal Tool』(悪意のあるソフトウェアの削除ツール) を更新する。同ツールは『Windows Update』『Microsoft Update』『Windows Server Update Services』および『Download Center』を通じて配布する。
9月の月例更新では、ほかにもセキュリティ関連ではないが優先度の高い Windows 用の更新も行なう予定だ。
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