2005年09月09日(金) 17時45分
貸金業規制法違反:県警、容疑で消費者金融を家宅捜索 /熊本(毎日新聞)
消費者金融「かがわパーソナル」(本社・熊本市)が年金を担保に障害者などに違法に融資していた疑いが強まったとして、県警は8日、熊本市城東町の同社本社ビルを貸金業規制法違反容疑で家宅捜索し、関係書類を押収した。
昨年12月の同法一部改正で、年金振込口座の通帳などを貸金業者が預かる「違法年金担保」には罰則が設けられている。「熊本クレ・サラ・日掛被害をなくす会」などは、同社が同法改正以降も違法年金担保を利用して障害者らに融資していたとして、先月24日に同社を同法違反などの疑いで県警に告発していた。
告発状などによると、同社は県内の知的・身体障害者ら6人から、年金が振り込まれる口座の通帳や印鑑を預かって融資していた疑いが持たれている。
かがわパーソナル側は「担当者が不在で警察の捜査中の事案でもありコメントできない」としている。【高橋克哉】
9月9日朝刊
(毎日新聞) - 9月9日17時45分更新
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