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同社によると、自転車の後輪を締め付けるためのブレーキライニングと呼ばれる部品で、アスベストを使っていた。日本の部品会社の中国の現地法人が生産し、別の中国の法人が組み立てていた。ブリヂストンサイクルが輸入し、ブリヂストンサイクルのブランドで、日本国内で販売していた。
昨年十月の労働安全衛生法施行令改正で、部品の総重量の1%以上のアスベストが含まれているブレーキライニングの輸入、販売が禁止された。同社が八月になって調査してアスベストが使われていることが分かった。専門機関に含有量の調査を依頼している。
子供用自転車九種類で、自転車のブレーキの部分に規定量以上のアスベストを使用している疑いがあるという。同社は経済産業省などと今後の対応を詰めるが、小売店には近日中に連絡。購入者には部品交換を無償で行う。
同社は中国から昨年十月から今年八月までだけで二万五千台を輸入。うち一万九千五百台を販売店に納入済みだという。実販売台数は不明。
同社は「アスベストの飛散量は極めて低いと思われ、健康被害はないと考えている」としている。同社の服部毅社長は「今後はコンプライアンス(法令順守)に一層努めたい」と話している。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050907/eve_____sya_____000.shtml