2005年09月07日(水) 17時41分
イラクの子供を遠隔診断 電子メールで転院補助(共同通信)
イラクで十分な治療を受けられない子供たちのために、国際ボランティア養成機関「公設国際貢献大学校」(岡山県新見市)が電子メールを利用した遠隔診断を始める。現地の医療機関からカルテを電子メールで受信し、診断結果を送信。高度な治療を受けるための転院に必要な費用の補助もする。
同大学校によると現地の医療機関間の連携がスムーズでないことや、バグダッドの治安が悪く治安の比較的良い地方の医療機関への転院が集中してしまうことなどから、現地の子供たちが適切な治療を受けることが困難な状況が続いているという。
症状に応じた病院に転院させるため、現地で信頼度の高い日本人医師の所見が役立つらしい。
5月にイラク選挙管理委員会のメンバーが岡山を訪問した際、要請があった。
(共同通信) - 9月7日17時41分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050907-00000165-kyodo-soci