2005年09月07日(水) 16時46分
振り込め詐欺:教委職員名乗る 南アの女性、200万円被害 /山梨(毎日新聞)
5日、南アルプス市内の60歳代の無職女性に教育委員会職員を名乗る男が電話をかけ、中学校に勤務している女性の息子の名前を告げ「女子生徒にわいせつな行為をした」と話し、銀行口座に和解金として200万円を振り込ませる詐欺事件があった。
南アルプス署の調べでは、同日午前11時ごろ、無職女性方に男の声で電話があった。男は教委職員を名乗り、その後、校長、警察官、弁護士を名乗る男に次々と電話を替わり「和解金400万円を払うことになったが、学校で用意できるのは200万円で、残りの200万円を立て替えてほしい」と要求した。
女性は男が指定した金融機関の口座に同日午前11時50分ごろと午後1時10分ごろの2回、南アルプス市内の金融機関からそれぞれ100万円を振り込んだ。
女性が振り込んだことを伝えるために学校に電話し、だまされたことが分かった。振り込まれた金は同日に全額引き下ろされていた。同署は詐欺事件として調べている。【沢田勇】
9月7日朝刊
(毎日新聞) - 9月7日16時46分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050907-00000117-mailo-l19