2005年09月01日(木) 11時44分
住宅再建共済制度スタート 全国初の導入(共同通信)
阪神大震災を教訓に、自然災害で損壊した住宅の再建を支援する兵庫県の「住宅再建共済制度」が1日、スタートした。被災住宅の再建が地域復興の鍵となることから、全国に先駆けて導入。国や県の公的支援を補完する「共助」のシステムとして、どこまで住民に浸透するかが注目される。
同日午前、神戸市内で開かれた推進会議で井戸敏三知事は「制度の趣旨が徹底されていないとの指摘もある。住民の理解を深めて加入を促進したい」とあいさつした。
この制度に加入できるのは県内に住宅を持つ人で、掛け金は年5000円。地震のほか豪雨や高潮など、あらゆる自然災害が対象になる。加入者の家屋が全半壊した場合、再建に600万円、補修には被害の程度に応じ200万−50万円を給付する。
(共同通信) - 9月1日11時44分更新
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