悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
弁護団によると、東京高裁は今後行う松本被告の精神鑑定で、鑑定人の意見が出るまでは控訴棄却をしないと明言しているという。
弁護団は同日夜、東京・霞が関の司法記者クラブで会見。高裁の須田賢裁判長と同日面会した際、精神鑑定に立ち会うことと、公開の法廷で尋問を行うよう求めたが、いずれも拒否されたことを明らかにした。
また弁護団として新たに3人目の精神科医による松本被告の精神鑑定を依頼、近く意見書が出る見通しであることを伝えたという。
刑事訴訟法は、趣意書が期限までに提出されなかった場合、決定で控訴を棄却しなければならないと規定している。
鑑定には数カ月かかる見通し。高裁が訴訟能力に問題がないとの結論に至った場合、その時点で控訴趣意書が出ていなければ、控訴が棄却される可能性が高い。
ZAKZAK 2005/09/01