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１カ月間の被害額としては今年３番目に多く、依然厳しい状況が続いており、警察庁は「前月比では減少したが、しばらく状況を見ないと減少傾向とは言えない」としている。
７月の被害状況を前年同月比で見ると、電話で親族などを装い金をだまし取るおれおれ詐欺と、郵便やメールなどを利用して架空の事実を口実に料金を請求する架空請求詐欺の被害額は、いずれもほぼ半減した。
一方で、融資を申し込んできた相手から保証金名目に金をだまし取る融資保証金詐欺の被害額は倍増。１−７月の被害総額は約３９億６０００万円に上り、既に昨年１年間を上回った。
摘発状況は１−７月の件数が１２６７件、人数が５８３人。人数は昨年１年間の５４８人を超えた。
ZAKZAK 2005/08/31