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同署は15日、オークションにマニュアルを出品した航空機関連商品販売店の店員の男(21)を盗品等処分あっせん容疑で逮捕。店員の男は「機長の男から(マニュアルのほか)副操縦士の制服や機長の帽子など約15品受け取り、50万円くらい支払った」と供述しているという。
同署によると、副操縦士の制服はネットで販売され、一般の人が購入していた。
調べによると、機長の男は今年1月下旬、東京都大田区の羽田空港第2ターミナルビルにある全日空社内から、ボーイング747−400型機の操縦マニュアルである「運用規定」一式やトレーニングマニュアルなど計6冊を持ち出し、盗んだ疑い。
マニュアルは、ネット出品に気付いた全日空が30万円で落札、回収した。代金は両容疑者が折半していたという。
同社広報室によると、男は、航空大学校を卒業後、昭和59年8月に入社。62年からパイロットとして勤務し、総飛行時間が約9800時間の中堅。事件当時はボーイング767型機の機長だったが、現在はボーイング777の機長になるための訓練中だった。
マニュアルなどを持ち出した今年1月当時も、国内線や国際線の勤務に従事していた。勤務態度はまじめで、特に問題はなかったという。
同社は「社員がこのような事件を起こし、誠に遺憾。社内規定にのっとり厳正に処分する」とのコメントを出した。
ZAKZAK 2005/08/30