2005年08月26日(金) 21時18分
裏口入学詐欺で賠償命じる 「被害者にも落ち度5割」(共同通信)
医、歯学部への裏口入学詐欺事件で実刑判決を受けた元予備校実質経営者(69)らに多額の現金をだまし取られたとして、神奈川県相模原市の元予備校生の父親が、この元実質経営者ら2人に損害賠償を求めた訴訟の判決で、静岡地裁(三島恭子裁判官)は26日、「(受験生の親の)弱みにつけこんだ」として、請求の半額に当たる3220万円の支払いを命じた。
三島裁判官は、元予備校生側にも5割の落ち度があると認定。寄付金などの名目で現金を支払ったことについて「特殊なコネクションを用いて有利な取り扱いを受けることは、醜悪な反社会的行為で、軽率さは非難に値する」と指摘した。
(共同通信) - 8月26日21時18分更新
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