2005年08月23日(火) 13時19分
図書館に容疑者一覧 流出か、広島県警が調査(共同通信)
広島県警府中署に拘置されていた容疑者7人の個人情報を記した「在監者一覧表」とみられる文書が、図書館の本に挟まっていたとの問い合わせが同署にあったことが23日分かった。広島県警は、同署から流出した可能性があるとして調査を始めた。
県警によると、本に挟まっていたとされる文書は、今年3月5日に同署に拘置されていた容疑者7人の氏名、容疑、弁護士の名前などが記入されたA4判1枚で、容疑者のうち2人は未成年だった。実際の容疑者名と合致していた。
一部の報道機関から「別の人が図書館で借りた本に挟まっていたが、本物か」との問い合わせがあり、問題が発覚した。
在監者一覧表は、警務課留置管理係の署員がパソコンで毎日作成して印刷し、署長らの決裁を経て1カ月間保管される。
(共同通信) - 8月23日13時19分更新
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