2005年08月23日(火) 17時01分
悪質商法:対策カードで啓発−−県立消費生活センター /滋賀(毎日新聞)
県立消費生活センター(彦根市)は、高齢者を悪質商法の被害から守る啓発カード「悪質商法にご用心!」=写真=を3万枚作った。県内の社会福祉協議会や警察署などに置き、活用してもらう。
カードは名刺サイズで、常時携帯してもらう狙い。表面には▽知らない人を家に入れない▽一人では決めない▽自分や家族の話をしない——など被害に遭わない五つの心得を掲載。裏面は消費生活センターの相談窓口の電話番号を載せ、「こまった時はすぐに相談しましょう」と書いてある。
県内では昨年度、契約の当事者が70歳以上の相談が1764件あり、前年度比で1・4倍に増えた。悪質リフォームなどの被害が各地で出ていることもあり、同センターは「被害を未然に防ぎ、万一被害に遭ったらすぐに相談してもらうためカードを作った」と話している。【松井圀夫】
8月23日朝刊
(毎日新聞) - 8月23日17時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050823-00000149-mailo-l25