悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2005年08月22日(月) 15時47分

ネットに猟奇的小説 連続通り魔産経新聞

専門学校生 母親に犯行告白
 大阪府豊中市三和町で中学生らがかまで次々と切りつけられた連続通り魔事件で、殺人未遂容疑で逮捕された同市内の専門学校生の少年(18)が豊中南署捜査本部の調べに対し「近づく者がいれば無差別に殺そうと思った」と供述していることが二十二日、分かった。事件後、インターネットの掲示板に、かまで通行人に襲い掛かる場面や「切りつける感触が快感」と記述した猟奇的な小説を投稿していたことも判明した。捜査本部は同日、少年を送検、犯行に駆り立てた異様な心理状態について解明を進める。
 調べでは、少年は犯行前日の今年五月二十八日に近くのホームセンターで、四百数十円のかまを購入。動機について「中高生時代に同級生にけなされたことを思いだしてムカムカしたため」と供述している。
 供述によると、この日はいったん気持ちが静まったが、翌二十九日夕、けなされたことを再び思いだして怒りが募り、かまを持って自宅を出た。同市三和町の路上でたまたま自転車で通りがかった男性会社員(26)と男子中学生(13)を次々と襲ったという。
 少年は事件の二週間後、母親に「事件は自分がやった」と告げたが、母親は冗談と思い取り合わなかったという。
 今月九日には「鎌男」と題した小説をネットの掲示板に掲載。三十代の主人公の男が「連続通り魔をしたのは私だ」と告白する記述も盛り込み、「三人切りつけたその感触がたまらなく快感だった」と語らせていた。
(産経新聞) - 8月22日15時47分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050822-00000034-san-soci