2005年08月19日(金) 10時40分

悪質リフォームで相談窓口　滋賀県、９月６・７日に（京都新聞）

　住宅リフォーム業者の悪質な訪問販売が相次いでいる問題で、滋賀県は９月６、７日に特別相談窓口を初めて開設する。県立消費生活センター（彦根市）と、同センター分室（草津市）の２カ所に専門家を招き、問題解決のアドバイスを送る。
　県立消費生活センターによると、２００４年度に寄せられた３万５２６２件の相談のうち、排水管の清掃などを口実に、住宅の増改築や屋根補修を持ちかける訪問販売の相談が１２４件あり、相談者の約４割が６５歳以上の高齢者だった。
　今年７月には、不要な床下工事の契約を高齢者らに結ばせたとして、大津市内の業者が県から処分を受けている。
　県は悪質化する訪問販売に対処するため、２つの窓口に県内の１級建築士を１人ずつ派遣し、業者の主張する工事が必要か、価格が適正かなどについて、専門家の目で正確に見極め、契約解除などをアドバイスする。
　特別相談は、両日とも午前９時半−午後３時半。無料。事前に予約が必要。申し込みは同センターＴＥＬ０７４９(23)０９９９。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050819-00000009-kyt-l25