2005年08月19日(金) 19時44分
顧客への十分な説明要求 金融庁、大手行の監督指針(共同通信)
金融庁は19日、大手銀行の業務運営や財務について、顧客への金融商品の十分なリスク説明や、自己資本の質充実を求めることを柱とした初の監督指針案を公表した。監督上の考え方をまとめたもので、透明な行政運営が狙い。従来のガイドラインの内容を大幅に拡充、今秋から適用する。
利用者保護について指針案では、住宅ローンで金利変動型や一定期間の固定金利型を契約する場合に、銀行に対して将来の金利上昇リスクの十分な説明を求めた。
個人年金保険などの販売では、消費者に適した商品かどうかの説明や、確認を得る仕組みの整備を要求。顧客からの苦情や相談を受け付ける態勢が確立できているかも検証する。
(共同通信) - 8月19日19時44分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050819-00000199-kyodo-bus_all