2005年08月18日(木) 10時37分
サイバー犯罪が過去最多 上半期、相談は5万件(共同通信)
今年1−6月に全国の警察によるサイバー犯罪の摘発は、不正アクセス禁止法違反が前年同期比で3倍増の198件になるなど、51・6%増の1612件に上り、統計を取り始めた2000年以降最多となったことが18日、警察庁のまとめで分かった。
都道府県警が受理した相談件数も52・7%増の5万479件で最多だった。警察庁は「新しいケースは積極的に情報提供し、相談を受ける中で対策を講じるとともに、都道府県警の捜査態勢の拡充を進めたい」としている。
まとめによると、ネットワークを利用した犯罪では詐欺の摘発が約2・7倍の672件に急増。中でもインターネットオークション詐欺が目立ち、1人で1億6000万円以上をだまし取った事件もあった。
(共同通信) - 8月18日10時37分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050818-00000052-kyodo-soci