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都道府県警が受理した相談件数も52.7%増の5万479件で最多だった。警察庁は「新しいケースは積極的に情報提供し、相談を受ける中で対策を講じるとともに、都道府県警の捜査態勢の拡充を進めたい」としている。
まとめによると、ネットワークを利用した犯罪では詐欺の摘発が約2.7倍の672件に急増。中でもインターネットオークション詐欺が目立ち、1人で1億6000万円以上をだまし取った事件もあった。
摘発に至らなかったものも含む不正アクセス禁止法違反の認知件数は60.1%増の317件。
同法違反の摘発人数は48.7%増の58人で、10代と20代で63.8%を占めた。偽のホームページに個人情報を入力させてIDなどを盗み取るフィッシングの初摘発もあった。
不正アクセスの手口は、生年月日のように容易に推測できるパスワードを使っているなど利用者側の設定や管理の甘さにつけ込んだケースが最も多かった。会社のシステムのIDやパスワードなどを知り得る立場の元従業員らが犯行に及んだり、不正プログラムを使用したケースもあった。
ZAKZAK 2005/08/18