2005年08月18日(木) 13時27分
上半期悪質リフォーム被害8166人、同期比83%増(読売新聞)
悪質な住宅リフォームを巡って、全国の警察が今年上半期(1〜6月)に摘発した事件は昨年同期(8件)の2・4倍に上る19件で、被害者数も83・5%増の8166人を記録したことが18日、警察庁のまとめで分かった。
被害総額は昨年同期の9・6倍にあたる118億5891万円で、今年6月、警視庁が詐欺容疑などで摘発した「サムニングループ」事件の被害約115億円が含まれ、1件あたりの平均被害額を大きく押し上げる結果になった。摘発した容疑者数も51・9%増の41人で、昨年1年間(37人)を既に上回っている。
一方、全国の警察が今年上半期に摘発したサイバー犯罪は1612件で、昨年同期より51・6%増え、過去最悪となった。中でも、他人のIDやパスワードを使って、コンピューターに侵入する不正アクセス禁止法違反は198件で、昨年同期の3倍を記録し、昨年1年間の摘発件数(142件)を大きく上回った。
警察に寄せられたサイバー犯罪に関する相談も、52・7%増の5万479件で過去最多だった。
(読売新聞) - 8月18日13時27分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050818-00000005-yom-soci