2005年08月18日(木) 11時03分
悪質リフォーム9.6倍=被害118億円、41人検挙−上半期・警察庁(時事通信)
高齢者らを狙った訪問販売による悪質リフォーム事件の被害額が、今年1〜6月で昨年同期比9.6倍の118億5891万円に上ることが18日、警察庁のまとめで分かった。被害者は8166人で同1.8倍にとどまっており、1人当たりの被害額が急増した実態が浮かび上がった。
特定商取引法違反や詐欺などで検挙された悪質リフォーム事件は昨年同期より11件多い19件で、昨年1年間の事件数(22件)に迫った。検挙者も14人増の41人だった。
被害額のうち、警視庁が摘発したサムニングループによるものが115億円と大半を占めた。同グループは認知症の高齢者らを狙い、2002〜04年に34都府県で約8900件を契約していた。
(時事通信) - 8月18日11時3分更新
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