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東大医学部卒、米ハーバード大付属病院の研究員という超エリートの米山氏だが、県内ではまったく無名で「しっかりした後援会もない状態」(自民党関係者)。さっそく、新潟県中越地震の被災地、小千谷市や川口町の仮設住宅でのあいさつ回りに汗を流しているが、真紀子氏潰しの有効な手立ては見つかっていないのが実情だ。
実際、この周辺は故・田中角栄氏の後援会で「鉄の団結」として有名だった旧越山会の影響が今も強く残る地区。
「角さんとのツーショット写真を家宝にしている」という地元市議すらいるほどで、真紀子氏の牙城に迫るにはエリートといえども難しい。
そこで陣営は起死回生策として、「小泉首相への応援要請を検討している」(関係者)のだという。
前回衆院選では、秘書給与ピンハネ疑惑で議員辞職した影響もあり、握手のし過ぎで手に包帯を巻くほどのドブ板選挙を展開した真紀子氏。今回は、政権交代を実現させるため、民主候補の応援に全国行脚をする余裕すらみせている。
ただ、そこに宿敵・小泉首相が見参となれば、真紀子氏としても黙っているわけにはいかないはず。
地元での出馬会見で、早くも小泉首相を「アメリカ大好きのつまんない横須賀の元あんちゃん」「冷たいけちなオヤジ」とメッタ切りした真紀子氏。直接対決となれば、双方の激しい“口撃”合戦はさらにエスカレートするのは確実だが。
ZAKZAK 2005/08/17