2005年08月17日(水) 17時23分
保険申込書を電子保存 東京海上日動、来年から(共同通信)
東京海上日動火災保険は17日、自動車保険の契約申込書などを来年4月から電子化して保存する方針を明らかにした。損保業界で申込書を電子化するのは初めてで、他の損保会社も追随する見通しだ。
2005年4月に電子帳簿保存法が改正され、申込書などが電子化できるようになったことを受けた措置。コストの大幅削減に加え、契約者にも保険金の支払いが早くなるなどの利点がある。
東京海上日動は、代理店などから寄せられた保険契約の申込書を、4月からスキャナーで読み込み、電子化して保存する。支払い担当社員が保管倉庫の担当者に照会しなくても、端末から自分ですぐに検索できるようになる。初期費用は10億円程度見込んでいる。
同社は「台風などで一度に保険金支払いが発生するケースでも、支払いが数日間短縮できるかもしれない」としている。
(共同通信) - 8月17日17時23分更新
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