2005年08月17日(水) 20時34分
国内被害の確認急ぐ 米で猛威の新種ウイルス（共同通信）
米国で猛威を振るっている新種のコンピューターウイルス「ｒｂｏｔ・ｃｂｑ（アールボット）」と「ＺＯＴＯＢ（ゾトブ）」について、日本国内企業からの感染報告が３件あることが１７日、ウイルス対策ソフトウエア大手のトレンドマイクロの調べで分かり、ウイルス対策各社は被害確認を急いでいる。
別のウイルス対策会社のシマンテックには１７日午後までに、国内の企業や利用者から感染の報告はないという。
シマンテックによると、今回のウイルスはネットワーク上で感染源に近いコンピューターから感染しやすい特徴を持っているため、米国から一気に日本に飛び火することがなかったとみられる。
しかし、今後じわじわと広まることも予想されるため、各社はパソコン利用者に基本ソフト（ＯＳ）やウイルス対策ソフトの早急な更新を呼び掛けている。
（共同通信） - 8月17日20時34分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050817-00000213-kyodo-bus_all