悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
ウイルソン側は最高裁に上告する方針。
判決理由で佐藤久夫裁判長は「中央自動車工業側の実験ではコーティング剤を使用した車は5年以上経過しても93−96%の高い光沢度を示した。『輝きが5年間保持される』との表示が虚偽とまで言えない」とした。
判決によると、中央自動車工業は1988年からコーティング剤「CPCペイントシーラント」を輸入販売し、昨年2月までカタログなどで「5年間完全ノーワックスを実現」「新車時施工 輝きを! 5年間保証」などと広告表示していた。
昨年9月の東京地裁判決は「実験結果では約7カ月後に光沢が半分程度低下しており、新車時の光沢を5年間維持する効果はない」としていたが、佐藤裁判長は「実験は方法や条件などに影響を受けやすい。商品の表示が虚偽であり、消費者に誤認させるとは言えない」と結論づけた。
ZAKZAK 2005/08/10