2005年08月10日(水) 18時24分
院長が別室から証言 静岡2女性殺害で(共同通信)
静岡市の健康用品販売店で女性従業員2人を殺害したとして、強盗殺人などの罪に問われた元静岡大生高橋義政被告(25)の公判が10日、静岡地裁(竹花俊徳裁判長)であり、販売店1階のクリニック院長の証人尋問がビデオリンク方式で行われた。
院長は裁判所の別室に呼ばれ、ビデオカメラを通じて、法廷から証人尋問を受けた。院長は、高橋被告の知人女性は治療を喜んでいたとした上で「被告に殺意を持たれたことは驚きで、今でも恐怖感がある」と証言。
「犯行は(知人女性の)霊に対する侮辱であり、極刑を望む」と厳しい処罰を求めた。
高橋被告はこれまでの公判で「私が殺したかったのは院長だけ」などと主張。クリニックに通っていた被告の知人女性が死亡したことなどを恨みに思っていた。
(共同通信) - 8月10日18時24分更新
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