2005年08月10日(水) 20時36分
死亡の行員が9千万円横領 訃報で顧客問い合わせ発覚(共同通信)
北国銀行(金沢市、深山彬頭取)は10日、6月に死亡した支店長代理の男性行員=当時(42)=が2001年2月から05年5月までの間に、顧客からだまし取った預金払戻請求書を使うなどの手口で、35回にわたり5世帯計8人の預金計約9000万円を横領していたと発表した。
新聞の訃報(ふほう)欄で男性行員の死亡を知った顧客から「この行員に預けた金はどうなったのか」と問い合わせがあり、内部調査で不正が発覚した。
同行によると、男性行員は金沢中央支店などで渉外担当の支店長代理だった間、顧客に「書き損じた」などとうそを言って払戻請求書を出し直させたり、預かり証を偽造したりしていた。横領した金は競馬などの遊興費に充てたとみられている。
(共同通信) - 8月10日20時36分更新
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