2005年08月09日(火) 16時45分
元契約社員に懲役1年4月 ドコモの顧客情報流出事件(共同通信)
NTTドコモ(東京)から約2万4000人分の顧客情報を持ち出し、同社と関連会社の業務を妨げたとして、威力業務妨害罪に問われたシステム関連会社の元契約社員竹村芳孝被告(42)に東京地裁は9日、懲役1年4月(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。
判決理由で栃木力裁判官は「勤務態度を上司に注意されたことから不満を募らせたという動機は身勝手。NTTドコモなどは対策に1億円以上を支出し経済的被害は重大で、社会的信用も落とした」と述べた。
判決などによると、竹村被告はNTTドコモの料金システムの維持管理業務を扱う関連会社に派遣されていた今年1月2日、NTTドコモのセキュリティールームから顧客情報をコピーして持ち出した。
(共同通信) - 8月9日16時45分更新
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